手術適応症例
★腰痛で整形外科で手術しかないと言われて困っている方へ
【はじめに】
このページは整形外科で手術だ!と言われたけれども、できれば手術を受けたくないと思ってる患者さんに向けて書いています。
それ以外の方は読まないで下さい。
けんこうカイロプラクティックセンターは「外科手術」をしないで痛み・症状を改善して日常生活に支障がない状態になり、社会に復帰して活躍して頂くことを目標にしています。
しかし、私は元・診療放射線技師として、また大学病院整形外科で長く勉強させて頂いた医療者として、当センターのケアでは無理なものは無理と言えることにもプライドを持っています。
患者さんの身体の状態を拝見して、手術の方が明らかに有用であれば、それをきちんとお伝えしています。
それを鑑別できるだけの知識と経験があると自負しています。
施術の方針や体の状態等について、施術者・患者双方が納得して進めていけるようにお話させて頂きます。
安心してケアを受けられてください。
【痛みに対する手術の基本的な情報】
ここでは私の医療者としての知識・経験に基づく、通常、医師が患者さんには言わないような事が書いてあります。
ご縁があった方だけに知って頂ければいい情報なので、転載禁止、不要な方は飛ばしてください。
現在の整形外科医療の最大の問題点は、
整形外科的保存療法で痛みが取れない = 治療は手術しかない
という、短絡的な考えになっていることです。
整形外科で行う保存療法に痛みを『治す』効果がほとんど無いことは様々な研究で明らかです。
また、整形でのリハビリや薬が効かない状態と手術が必要な状態の間にはものすごく大きな隔たりがあります。
それは私の信頼する医師たちがよく仰っている事です。
痛みに対する整形外科的手術は、よほどの高齢者や基礎疾患が問題でなければいつでもできます。
むしろ、時間が経つほど時代とともに進化してより良い手術が受けられる可能性があります。
たとえば、昨今の画像診断の進歩・3Dプリンターの医療応用等により、股関節の手術などは特に進化しており、より安全・確実に手術ができるようになってきています。
痛みに対する整形外科手術に関しては時間が経ってしまったり、症状が悪化したからと言って、手術方法や結果が悪く変わることはまずありません。
手術方法や結果を左右するのは患者さんの状態ではなく、病院の規模・検査装置の質・医師の治療方針や手術技術がよほど大きな原因です。
なので、痛みの手術は『早くやっておけばよかった』という事はまずありません。
人工関節であれば耐用年数があるので、早すぎれば晩年再手術という事もあります。
(痛みを抱えて苦しんでいたのが手術で良くなって、もっと早く手術すればよかったと仰る患者さんはもちろんいます^^)
手術をなるべくしたくない患者さんにとっては、痛みが我慢でき、手術以外の方法で痛みが改善するのなら、なるべく遅らせた方がいいのです。
ひょんなことから民間療法に興味を持ち、けんこうカイロプラクティックセンターを訪れた多くの方が手術をせずに日常に復帰しています。
【最後に】
ブラックジャックよろしく、『外科医は切って何ぼ!!』です。
私の知る限り、病院には手術をしたくない外科医師はいません。
私がどんな方であれ痛くて困っていれば治療をして、元気になる手伝いをしてみたいと思うのと、同じかそれ以上の情熱で外科医は手術をしたいものだと思います。
近隣の小さな病院ではウソをついてまで手術をしようとした許せない医師を知っています。
市内の某病院では大した症状ではない方を対象に手術をしまくって、手術件数はトップクラスを誇っていますが、改善する患者と改善しない患者が半々だという恐ろしい話もあります。
外科医はみんな手術したいんです!!
それを踏まえた上で、手術しかない!!とあなたを追い詰めるお医者さんは、本当にあなたの身体を、人生を診てくれていますか?
ひとつの判断基準にして頂ければ幸いです。